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投信積立の隠れたメリット

資産運用はしているだろうか。

 

一般的に長期の資産運用においては、資産対象としてはインデックス投資信託又は上場投資信託、手法としては定期定額積立が最もパフォーマンスが優れているとされる。

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それで、上場投信は定期定額積立はできないので、インデックス投信の定期定額積立が最もよいということになる。

もちろんパフォーマンス狙いという面でも非常にオススメなのでぜひやるべきなのだが、投信積立の優位性を理解して実行するメリットはこれにとどまらないと思っている。

 

まず投信積立はある意味ほったらかしの資産運用である。なので、いちいちニュースを追いかける必要がない。もちろん株価を日々ウォッチしてもいいが、一喜一憂してもしょうがないので見る必要もない。長期投資前提だからだ。
退屈は退屈だが、資産運用とはそういうものだ、と慣れてしまうのが長期投資を続けるコツなのだ。投資は長期でこそ勝率が高いから、まずはこの退屈さを乗りこなすことが重要である。

 

そして、投資を舐めて先物取引やらFX、仮想通貨で一儲けしようと資金を突っ込んでしまう危険性が減る。身近で投機が上手くいく奴がいるとつい、我も乗らんと思ってしまうのが人間の弱さだ。しかし既に投信積立をしていれば、それを投機に回してしまう手間は大きい。意外と面倒だし、投信資産をキャッシュ化する時、利益には2割以上の税金がかかってしまう。


そう考えると結構、既存の積立投信資産から投機に行くのは躊躇するのではないか。もしキャッシュ化から手をつけるなら、マイナススタートなのである。

こうして積立投信の資産運用をしていれば、投機に首を突っ込まず資産を溶かすことは避けられるし余計なストレスも抱えなくてすむ。せいぜい余剰資産で火傷するくらいで助かるだろう。
これが、単に貯金をしているだけなら隣人の儲けを真似しようとしてあっさり蓄えを投入し痛い目を見るはめになるのだ。

 

投信積立をしておくことは、攻めと同時に、見えないところで守りにも大きな役割を果たしているだろう、というのが私の考えである。

 

<関連記事>投資信託について紹介した。

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ちなみに、おすすめはインデックスファンドなのだが、個人的には20代の時から、

セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を積み立ててきた。信託報酬は高めなのだが、評価益で投資額から3割程度増しているのでそのまま積み立てている。やはり投信積立が最強だ。