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投資信託とは? その仕組みや手数料などについて紹介!

資産運用では投資信託の定期・定額積立が最も優れている方法の一つだということにこれまで何回か触れてきたように思う。

 

 

 

booksandfamily.hatenablog.com

 

さて、今回は投資信託が何なのか、その仕組みやメリット・デメリット、手数料、購入の仕方などについて紹介しよう。

 

<目次>
 1.投資信託とは
2.投資信託のメリット
3.投資信託のデメリット
4.投資信託の手数料
5.投資信託を買うには?
6.まとめ

 

 1.投資信託とは

投資信託とはファンドともいう。そのファンドのマネジャーが私たち一般の投資家や、又は機関投資家(主に金融・投資関係の法人)から集めた資金を株式や債券などに投資・運用して利益を出すことを目指す。この金融商品投資信託という。

 

要は、自分で投資先を決めずにファンドマネジャーに運用を任せて代わりに投資してもらうわけである。

 

2.投資信託のメリット
・投資先を自分で判断できなくともファンドマネジャーに任せられる。
・投資が順調であれば銀行利息などより遥かに高いリターンが出せる。
・複数の株式や債券に分散投資するためリスクを低減できる。
・証券会社によって100円などの少額から投資を行うことが可能。
・定額の積立が可能。

 

特に、後段二点のメリットが大きい。株式や債券では、その単位価格×数量という購入の仕方(例えば、1株1,000円の株式を100株購入するなら10万円が必要)となる。これだとまとまった資金がないと投資ができない。しかし投資信託は取引単位が口であり(通常は1万口あたりで単価に該当する「基準価格」が示される)、購入金額に応じた口数を持つことになるので100円からというような購入・保有が可能となるのだ。

またこの仕組み故に株式では定額購入、定額積立という手法は通常不可能(特別プランで受付けている証券会社もあるが手数料が非常に割高)だが、投資信託では定額定期積立が可能となる。これによって基準価格が高い時には自然と少量の口数しか買えず、逆に基準価格が安ければ多くの口数を購入できる。このように、投資先だけでなく投資期間という意味でもリスク分散が可能となり、一層リスクを低減できるのである。このために長期にわたって投信の定額定期積立を行う投資では統計上、利益を上げられる勝率がほぼ100%とされる。これを「ドルコスト平均法」という。

 尚、株式の配当金と同様に定期的に分配金が出る場合もある。しかし分配金は基準価格を

低下させてしまう上、後述するように、分配金には都度課税されるためここではメリットとして扱わない。

 

3.投資信託のデメリット
・銀行預金と違い元本保証はなく、損失を出す可能性がある。
・販売手数料などが必要な場合や、短期売買を行う場合にはコスト高となる。
・自分で運用先を指定することができない。

 

要するにメリットの反対がデメリットである。手数料については次に説明する。

 

4.投資信託の手数料
・販売手数料:購入時に販売元(銀行窓口など)に支払う手数料。直販や証券会社から購入する場合にはゼロの場合もある。
・信託報酬:運用期間中支払う手数料。運用管理費用。
・信託財産留保額:解約・払い戻しの際に控除されるもの。ゼロの場合もある。

 

いずれも定額ではなく、対象となる金額に対して一定の料率で課金される。

当然、販売手数料や信託財産留保額がゼロに設定されている物を選ぶのが肝心だ。

ちなみに、手数料とは別に、分配金や売却時には利益に対して20.315%が課税される(銀行の利息や株式売却益と同様)。

 
 5.投資信託を買うには?

投資信託を購入するには、直販投信であれば投信会社、そうでなければ証券会社に口座を持つ必要がある。直販している投信会社はいくつかあるが、個別の投信については別の機会に紹介したい。また、直販している投信でも、証券会社経由で購入可能なものも多い(但し投信名や手数料などの設定が異なる場合がある)。

証券会社は株式購入などと同じでネット証券から選べばよいのだが、おすすめは楽天証券である。

おすすめの理由は簡潔に済ませるが、

・投信の種類を豊富に扱っている
・株式売買手数料も安い
・月間5万円までクレジットカードで投信購入が可能。(2018年10月より)
保有残高に応じて楽天ポイントがたまる
楽天ポイントで投信購入が可能。

 

後ろ三点のメリットはかなり大きい。クレジットカード購入できればポイント付くから。従来マネックス証券SBI証券などを利用していた人でも楽天証券に乗り換えた方がいい!

 

6.まとめ
投資信託は投資家のお金を集めたファンドに運用を任せてリターンを狙う金融商品
・投資先の選定を任せ、分散投資ができる。また定額定期積立が可能というメリット。
・反対にデメリットは元本保証がなく、投資先を自分で指定できない点。
・手数料には販売手数料、信託報酬、信託財産留保額がある。手数料が割高になることがあるので、手数料が安い投資信託を選ぼう。利益には税金もかかるよ。
投資信託の購入は直販している投資信託なら投信会社、それ以外は証券会社に口座を開設することが必要。クレジットカード購入ができ、楽天ポイントを使って貯められる楽天証券がおすすめ。

 

投資信託の入門編としてはこんなもんかな。個別のおすすめ投信はまた紹介する。