貯金のコツ
マネープラン立案遂行の前提、基盤である貯金の仕方をおさらいしよう。
1.収支を把握する
2.節約と固定費削減
3.強制的に貯金される仕組みを作る
4.継続的に収支を見える化する
どれも当然のことだな! 正直地味だが、貯金できていないならこれをやらんと駄目ね。
1.収支を把握する。
「収支はだいたい~な感じ」とざっくり把握していても割と違ったりする。特に支出。家計簿を付けるとか、支出に関する銀行口座やカードを集約するなどして、正確に把握して欲しい。
2.節約と固定費削減
節約というのは、外食を減らすとか安価な店を使うようにすること、コンビニでなくスーパーやドラッグストアを使うとかそういった具合である。無理なく、ある程度効果が出やすいところから変えていくのがコツ。
因みに、理屈上は節約でなく収入を増やすという選択肢もあるが、そんなに簡単に収入は増やせないだろう。副業はそんなに上手くはいかないよ。
節約についてはよく言われるように、変動費より固定費を削減する方が効くというのがセオリーである。
ランチ代を毎日100円落とすのは結構大変だが、そのように減らせても月々2,000~3,000円しか節約にならない。生命保険を見直す、家賃の安いところに転居する、住宅ローンを借り換える、大手キャリアのスマホから格安スマホに乗り換えるなど固定費を削減する方が節約効果が大きい。但し、変えにくい内容のものが多いのが難点である。まずは、月会費が有料だが、使ってないのにズルズル払い続けているものから見直そう。例えば通ってないジム費用などだ。
3.強制的に貯金される仕組みを作る
強制的に貯められたら無駄遣いを抑制しやすい。会社に財形貯蓄制度があれば簡単で、給与やボーナスから天引きしてもらおう。なければ自分で銀行で手続きし、貯蓄専用の別口座に毎月振り替えられるようにしよう。いうまでもないが、この貯蓄専用口座から出金できないように何らかの工夫が必要だ。
4.継続的に収支を見える化する
家計簿でもいいし、マネーフォワードなどの家計簿アプリでもいいだろう。登録すれば自動で口座やカード使用の履歴が反映されるアプリがオススメだ。この辺は楽に管理できることが大事だろう。
貯金が苦手な人、今若い人は特に貯金が出来ないとヤバいのできちんと貯金や資産形成の習慣をつけていこう。