近々の読了記録
最近読んだ本の記録をまとめておく。
1.発達障害 境界に立つ若者たち(山下成司)
「発達障害 境界に立つ若者たち」(山下成司)を読んだ。2009年の本で、エピソードもかなり昔の本だが今読んでも新鮮で良かった。学校とその後の社会で苦戦してきた当事者たちへのインタビューが貴重。仕事で彼ら当事者に関わるような人には非常に有益だろう。
— Books&Family (@financialplan50) 2018年11月2日
当事者へのインタビューが良かった。彼らの感じたことを知ることができたのは本当に貴重。インタビューした著者に拍手したい。
2.あおいけあ流介護の世界(森田洋之、加藤忠相)
「あおいけあ流介護の世界」(森田洋之、加藤忠相)を読んだ。あおいけあの上手くいっているメカニズムを解説、分かりやすい。日常的に住民が交流するなど、地域に根差すのはたぶん書かれているほど簡単ではなく、経営者やマネジャーの腕次第だが。
— Books&Family (@financialplan50) 2018年11月2日
話題となった「あおいけあ」の話である。満足度が高く、経営も上手くいきスタッフの離職が少ない施設の運営メソッドといえる。
3.東京タワーが見えますか。(江上剛)
「東京タワーが見えますか。」(江上剛)を読了。短編集だったが図書館で手に取って読んだ。人が亡くなったり、仕事を失ったりで暗い話ばかりだった。ハッピーエンドではないがともかく現実を受け入れて進まねば、とうような終わり方の話。モヤモヤは残るが、ある意味現実の人生のようなものかも。
— Books&Family (@financialplan50) 2018年11月11日
銀行出身である著者の短編集。引き込まれるが最後は暗い、又は何となく憂鬱な感じの終わり方ばかりである。
4.人生教習所(垣根涼介)
「人生教習所」(垣根涼介)を読了。挫折した人々が集まり小笠原諸島でのセミナーを受ける物語。俺は楽しく読んだが、何かしら挫折した、レールから外れた人にも参考になるかもしれん。もっとも、状況が真に深刻な人、過酷な運命を背負っている人には慰めにならないので注意。
— Books&Family (@financialplan50) 2018年11月12日
ここで描かれている主要人物のような挫折をした人には有益な内容も含まれる本。著者の作品では「君たちに明日はない」シリーズが好き。話は全く違うが、よく登場人物が笑いを浮かべるのが何となく特徴的。
思ったより本を読めなかった。もっと読んでいきたい。