近々の読了記録
近々の読了記録を残しておく。
(前回分)
booksandfamily.hatenablog.com
「あの歌がきこえる」(重松清)を #読了 。俺も田舎の高校から東京の大学に進学したので、懐かしくなりながら読んだ。登場人物とは趣味は違うが、あの頃と変わらず読書を楽しみ、友人と半年ごとに会えているのは幸せだな。 #読書 https://t.co/1KiWBHfsLn
— Books&Family (@financialplan50) 2018年12月3日
田舎の少年らの物語を短編連作で描く。各短編に異なる歌がテーマとして設定されている。
個人的には歌自体はピンとこなかったが、普通に青春小説として楽しめると思う。
私もだが、田舎の高校出身だと特に、自分の中学、高校時代を振り返って懐かしくなるのではないか。
「その日のまえに」(重松清)を読んだ。中盤からそれぞれの短編がつながる構成の短編連作。中心となる、妻を失う話は涙が滲んだ。 https://t.co/HVCxY8jzEC
— Books&Family (@financialplan50) 2018年12月6日
家族、身近な人又は自分が僅かな余命であることを知らされた人々が、日常と突然の死を見つめる物語の短編連作。
重松清らしく、家族を扱う話でもある。連作といっても中盤の、中心となる話までそれぞれの物語はつながってこない。
またつながるといっても、多少顔を出す程度といって過言ではない。
中心となる、妻を失う話は夫と息子2名の悲しみを描いており泣けてしまう。
個人的に娘が生まれたばかりでもあり、とても感情移入した。
今回紹介した2冊は、手軽に読む小説としてはいずれもお勧めである。
万人を引き込むような派手さはないが、気軽に読んでみる本を探しているのであれば、図書館などで手にとってみるのも悪くないだろう。
引き続き読書を楽しんでいきたい。